山間の薬草園
- kaorikotonoha
- 2023年7月24日
- 読了時間: 1分

先日奈良へ旅しました。その目的の1つ
奈良県宇陀市 森野旧薬園
1729年(江戸中期)当時では唯一の私設薬園として開設されました
森野家は1568年から吉野葛粉の製造を行っている老舗
若いころから薬草本を愛好していた11代目当主森野道貞が私邸内に薬草を植栽・栽培し、
研究をしたことで当時の幕府にもその所在を知られることとなり
薬園として重要な場所になりました
あの牧野富太郎さんも度々訪れた薬園でもあるようで、
NHKの朝ドラでも出てきた富太郎氏が刊行した植物図鑑に掲載された
「ヤマザクラ」の植物画が資料館に展示されていました。
写真の扉の奥の階段を上って行くと…屋敷の裏山
関東近郊の薬草園は平場の土地を利用していますが、ここはトレッキング観察
なので巡るには体力がいりますが、裏山を開墾し、150種以上の薬草を植栽した道貞氏の
なみならぬ薬草への思いが感じられる場所です
葛も薬草 森野吉野葛本舗で販売している”葛入り羊羹”をお土産に、
整体や香りの講座に来て下さるお客様にお出ししたら好評でした
宇陀市 吉野市 高取市・・・ 奈良は薬草が自生しているところが多いようです
仕事柄、そんなことからも魅力を感じる奈良県
また行きたいな
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